クレジットカードを使うと、支出が23%増える?

「無意識下の思い込み」とお金との関わりについて、行動経済学や脳科学マーケティングの見地から研究を続けてきた精神科医のデビッド・クルーガー博士の著した「『お金』のシークレット―人生を変える“感情”と“お金”の法則」という本に、面白い記述がありました。

人は、クレジットカードを持つと、支出が平均23%も増えるそうです。

ポイントが貯まるお得感や、現金を持たなくてよい手軽さ、ネットショッピングの便利さなどから、日常的にクレジットカードを使う機会は非常に多くなっていますが、一方でお金を使っているという感覚が余りに薄く、感覚が麻痺してしまいやすいそうです。

節約するには現金を持たないのが1番とよく言いますが、クレジットカードを使っていると、「いま財布の中にいくら残っているのか」という感覚が希薄になってしまいますよね。

気が付いたらカード破産、ということにならないよう、クレジットカードの利用額はくれぐれもしっかり管理しましょう。