クレジットカードを申し込むとき、「VisaとMastercard、どちらを選べばいいんだろう?」と迷った経験はありませんか?実際に、私自身も初めてクレジットカードを作る際には、どちらの国際ブランドにするべきか悩んだ記憶があります。
しかし、数多くのクレジットカードを使い続けた今なら、はっきりとこう答えられます。「迷ったらMastercard(マスターカード)を選ぶのがおすすめです」。
ここでは、Mastercardをおすすめする理由と、特におすすめのMastercard発行カードを紹介します。
Mastercardをおすすめする3つの理由
Apple PayでMastercardコンタクトレスが使えるから便利
iPhoneのApple Payは、iOS 11以降、日本でも本格的に利用できるようになりました。Apple Payに対応したMastercardを登録すれば、国内ではQUICPayやiDとして、海外では「Mastercardコンタクトレス」として利用できます。
実際にコンビニでApple Payを使うと、現金のやり取りなしにスピーディーな決済ができ、特にコロナ禍以降、非接触での支払い手段として非常に重宝されています。海外でもMastercardコンタクトレス対応店は多く、日本・海外問わず、利便性は抜群です。
コストコではMastercardしか使えない
日本国内のコストコでは、2018年2月以降、利用できるクレジットカードブランドがMastercardに限定されました。
コストコでお得にポイントを貯めながら買い物したいなら、Mastercardブランドのカードは必携です。
国内・海外問わず対応店舗が多く、為替レートも良い
MastercardとVisaは、世界中で圧倒的な加盟店網を持っています。日本でも海外でも、クレジットカードを使える場所なら、ほぼ必ずどちらかは対応しています。
さらに独自調査の結果、クレジットカードの為替換算レートにおいても、Mastercardは他ブランドに比べて有利であることが分かりました。現地通貨決済時のレートが良いのは、海外旅行や出張時に大きなメリットとなります。
加えて、クレジットカード払いならポイントも貯まるため、現金両替よりもはるかにお得です。
おすすめのMastercard発行クレジットカード3選
楽天カード(Mastercard)
- 国際ブランド:VISA/Mastercard/JCB(選択可能)
- 年会費:無料
- 家族カード:無料
- ETCカード年会費:550円(税込)
- ポイント還元率:1.0%
- マイル交換対象:ANAマイル
- 利用限度額:最高100万円
- 支払日:月末締め、翌月27日払い
- 対応電子マネー:楽天Edy、QUICPay
楽天市場利用者はポイント最大3倍、ネット通販にも強い万能カードです。スピード発行にも対応しており、初めてクレジットカードを持つ人にもおすすめです。
ライフカード(Mastercard)
- 国際ブランド:VISA/Mastercard(選択可能)
- 年会費:無料
- 家族カード:無料
- ETCカード年会費:初年度無料
- ポイント還元率:0.5%~1.5%
- マイル交換対象:ANAマイル
- 利用限度額:審査により決定
- 支払日:5日締め、当月27日払いまたは翌月3日払い(ショッピング)
- 対応電子マネー:Apple Pay、交通系電子マネーなど
誕生月にはポイント3倍、年間利用額に応じたボーナスポイントあり。ポイント重視派におすすめできる一枚です。
三井住友カード(NL)(Mastercard)
- 国際ブランド:VISA/Mastercard(選択可能)
- 年会費:永年無料
- 家族カード:無料
- ETCカード年会費:初年度無料(次年度以降550円、条件により無料)
- ポイント還元率:0.5~7%
- マイル交換対象:ANAマイル
- 利用限度額:150万円
- 支払日:15日締め翌月10日払いまたは月末締め翌月26日払い
- 対応電子マネー:交通系IC、PayPay、楽天ペイなど
セキュリティ性を重視したナンバーレスカード。コンビニ・マクドナルドなど特定店でポイント最大5倍になる特典付きです。
まとめ|迷ったらMastercardがおすすめ
VisaとMastercard、どちらも世界中で使いやすい国際ブランドですが、現状ではMastercardに一日の長があります。
Apple Payの利便性
日本のコストコでの唯一利用可ブランド
世界規模での加盟店カバー率と為替レートの良さ
これらを考えると、迷ったらMastercardを選んでおけばまず間違いありません。
これからクレジットカードを申し込む方は、ぜひMastercardブランドのカードを検討してみてください。